2008年08月01日

伊坂幸太郎「終末のフール」

終末のフール
終末のフール伊坂 幸太郎

集英社 2006-03
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おすすめ平均 star
star終末騒動の混乱の物語
star心が温まりました。
star神の目線なのかしら?

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人生の期限を区切られると、誰にでもドラマが生まれる。
この本はまさしくその状態。

「終末」とは文字通り「終末」で、
小惑星が地球にぶつかるまでのカウントダウンを生きる人々
(さらにとある団地に住む人々)のドラマを描く数篇が収録されている。
そしてこの数編が1つの話となって主人公達が交差しあうのは
伊坂幸太郎のお得意分野。

この人物がどういう風に出てくるのだろう…と
最後はそういう目線で読むようになってくる。
そして毎度のコトながら、今回は特に切り口、着眼点が
作品の面白さを決めてるなぁと思う。

この本を読んだ後にも数冊読んだので読後すぐの感想ではないが、
時間がたって思うと、どの作品にも大きな「優しさ」のようなものが感じられた気がする。
「終わり」を突きつけられた人間のドラマなど、
結局全ては小さなことなのかもしれず、
全編を通じて登場人物たちを見守る大きな視線を読んで感じた。
posted by 参 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊坂幸太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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