2006年01月06日

五木寛之「四季・亜紀子」

四季・亜紀子〈上〉四季・亜紀子〈上〉
五木 寛之


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私の中では未だに
五木寛之=イケメン
の方程式がある。

はっきりと五木さんを気に留めてみたのは、五木ファンの女性の記事を読んだことがきっかけでした。
で、その中に出てきたのが「TARIKI」(下の写真を参照)。
今調べてみたら「自伝的エッセイ」らしいのですが、私はなぜか「写真集」だと思い込んでいて、その表紙の写真のイケメンぶりにビックリしたのです。
なになに〜、髪が風になびいてますよ〜!!!
しかも小説家が写真集を出すなんて!!!(ほんとは写真集じゃなかったんだけどー)
と長年思い続け、それが上記の方程式に結びついていました。そのイケメンな…どこか都会的で先進的な雰囲気をまとったままの世界が、やはりこの小説にも満ちていて「思ったとおり」とどこかで納得したのでした。

個性的で自立した四姉妹の話。
三女・亜紀子を軸にしてありますが、長女、次女、四女を軸にしたそれぞれの巻もあります。
で、「こんな四姉妹おらんやろー」といいたくなる、ちょっとバブリーな匂いのする設定。
世界的なお金持ちと結婚した未亡人の次女、とか、離婚して女手一つで事業を始め、医者の恋人がいる長女、とか、ラジオに投稿した事が縁で上京し、その番組のパーソナリティーになった四女、とか…。
そういうところが、まぁ私のイメージする五木さんなのですが。
このちょっとありえなーい物語は、「MORE」に連載されていたそうで、これまたとても納得。
なぜか独身OLが都会の真ん中ですっごくいい部屋に住んでいた「東京ラブストーリー」のような、若い女性が「理想としてイメージしてみたい生活」がそこにはあるのです。
若い女性が落ち込まず、元気に前向きになれる、そんな魅力があり、読後はさわやかな読みやすい、すがすがしい気持ちになれます。

ちなみになぜ「青春の門」や「大河の一滴」といった代表作を選ばなかったかというと…「青春の門」は○○篇、が多くて図書館で借りて一気には読めなさそうで、「大河の一滴」は借りられていたから…という、すこぶる図書館的理由。
これらの代表作はきっとまた違う雰囲気だと思うので、ぜひ読んでみたいです。

今の五木さんはオジさんですが、私の中のイメージは「TARIKI」の表紙の写真のままにあり続けるでしょう。
福岡出身作家だけあって、時折出てくる福岡ネタが嬉しかったです。

TARIKI―Embracing Despair,Discovering PeaceTARIKI―Embracing Despair,Discovering Peace
五木 寛之 Joseph Robert


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うーん、やっぱイケメン。

第一章 四季・奈津子  第二章 四季・波留子  第三章 四季・布由子


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posted by 参 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 五木寛之 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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